今回は15巻のチャプター2からもうちょっと詳しく知りたいなぁと思ったものを取り上げてみました。
寄宿舎学校とは(パブリックスクール)
キートン先生も通った寄宿舎学校。ルビにはパブリックスクールとありますね。
パブリックリックスクールは直訳すると「公立学校」ですよね。
ずっとなんでパブリックスクールなのに、「寄宿舎学校」って書いてあるんだろうと思っていたのですが、いつものようにさらりと流して読んでいました。
でも、イギリスでパブリックスクールというと「私立学校」の事を指すということがわかりました。全寮制で中高一貫制の学校がほとんどらしいです。
じゃ、公立学校は何かと言うと「state school(ステイトスクール)」、ちょっとややこしいです。
一昔前までは貴族が行く学校としてごくわずかな数しか存在していませんでしたが、現在、寄宿学校は意外に多くてウィキペディアに載っているだけでも138校ありました。
スコットランドのスクールを合わせるともう22校あります。そして現在はすべてが全寮制ではなく通学している生徒もたくさんいるとのことです。
「超」がつく有名私立校で一番有名なのはロイヤルファミリーのウィリアム王子とヘンリー王子が通ったイートン・カレッジがあります。
確か三重県にある桜丘高等学校はこのイートン・カレッジのシステムを採用していたと思います。
イギリスのパブリックスクールの年間の学費の平均は全寮制で300万~400万ほどらしいです。金持ちじゃなきゃ行けませんね(笑
たぶん、どこかでイギリス人にあって私は「公立の小中学校に行ったんだよ」なんて言ったら大金持ちとか思われるのかな(笑
オーストラリアのオウム・キバタン
キバタンは漢字で書くと黄芭旦。白くて大きなオウムはよく見ますが、オーストラリアやパプアニューギニが生息地だとは知りませんでした。ずっと白色だけがオウムであとはインコの部類に入るのだと思っていました。

オウムでも羽の色はさまざま。青と黄色のオウムなんてのもいるんですね。
キバタンとほかのオウムとの違いは?
とにかく大型。
彼らかなり大きくて羽を広げているのを見ると結構な迫力があります。
あとうるさい(笑 オーストラリア人は彼らのことを「コッキ-」と呼びます。
寿命は70年もあるそうですよ。
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ワイルドプラムの木の皮とは?
先住民アボリジニは自然の植物をいろいろな薬として使ってきました。ティートゥリーオイルやユーカリプタスオイルなどは日本でも有名ですね。
ワイルドプラムでいえば、カカドゥプラムというのがあり、りんごのように「一日一個のカカドゥ-は医者を遠ざける」と言われるものもあります。

ですがマンガにあるような、木の皮が痛み止めで使われているというような事実は、見つけられませんでした。
濠太剌利ではポーポークリームという軟膏がとても人気です。殺菌作用があるので擦り傷に塗ったり、軽い火傷に塗ったり、乾燥した肌に塗ったりなどの使い方があります。
もしかしたらこれのことかなぁと思ったのですが、パパイヤが原料なので違いますね。日本でいうオロナインのようなものですが、こちらは科学薬品ではなく、パパイヤを主原料とする自然薬品の部類に入るので人気なのです。
人類に文明をもたらしたのは犬?
まさしくその通りでした。ただ勝鹿さんが言っていたよりもイヌと人との関わりは長く、1万~2万年とも言われているそうです。
イヌがいなければ人類は今も食料を求めて移動する遊牧民だったかもしれませんね。
水や地域にもよりますが、人が一定の場所に定着することができるようになったのは、イヌの服従関係の習性から得られた「安全」のおかげだったのですね。
犬様様です。
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オーストラリアには犬がいなかった?
オーストラリアにはオオカミとイヌの中間(?笑)のような動物がいます。
名前は「ディンゴ」

生物学的にはイヌの種類に入るようでが、人を襲ったりするのでちょっとキケンです。羊などの家畜を襲うのでディンゴの進入を防ぐための「ディンゴフェンス」なるものが存在するほど。
飼い犬としてのイヌは、マンガの通りイギリス人がオーストラリアへ連れて来たとのことでした。
それまでは確かにオーストラリアには文明らしい文明は開けてなかったようですから、マンガにあるとおり、ヨーロピアンと一緒に来たイヌがオーストラリアの文明化に貢献したと言えるのでしょう。
文明が開かれることはいいことではあるかもしれませんが、個人的にはイギリスさん、あなたたち侵略しすぎでしょ~と思ったりします。。。
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