マスターキートン第5巻チャプター1 白い女神

いつものように漫画を読みながら、気になったものを調べてみました。

シリー諸島。 Scilly Islands

まず、シリー諸島。イギリス南西に浮かぶ島々です。140もの島があるそうですが、そのうち人が住んでいるのは5島だけ。マスターキートンにはよく出てくるコーンウォールの地区に入ります。

Silly(ばかげた)という単語と発音が同じなので、なんとなく島にまつわるたくさんのジョークがあるような気がします。。^^

メガリスとは

メガリスは巨石記念物のこと。英語のmegalithic monumentメガリスティック・モニュメントの略ですね。

アパッチ砦

これは西部劇の立役者ジョン・ウェインが主役するアメリカ映画。北アメリカインディアンの部族、アパッチとの戦いを描いたものです。ジョン・フォード監督の「騎兵隊三部作」の一作目。

DVD>〈西部劇パーフェクトコレクション〉アパッチ砦(10枚組) (<DVD>)


”アパッチ砦”というのもがあるのかなと思ったのですが、キートンがこの後ジョン・ウェインの名前を出しているので、あくまで映画のシーンを思い出していたのだと思います。

岩塩が銃弾の変わりになる?

岩塩は主にショットガンの銃弾の代わりに使われているようです。

下記のリンクで岩塩を試した方のサイトが見れます。英語ですが、写真がたくさん載っているので、どういうものなのかという感じはつかめると思います。この方はアイスクリーム用の岩塩を銃弾の中に詰めていますね。

「The Bo O’ Truth #33」 でグーグル検索してみて下さい。(リンクエラーが出てしまったので)

岩塩を使う理由はさまざま。

セルフ・ディフェンス・自己防衛の目的で相手を殺傷することなく無力にするためだとか、ねずみとか小さな動物を追い払うために使われていたとの記録もあります。
岩塩を使うことで納屋やほかの物を傷めずに済んだということです。

相当な至近距離でないとダメージは与えられないということですが、塩分が体のそばで爆発することによって目がくらくらしたり、吐き気を感じるようです。

最近では円形の銃弾の中に岩塩を詰めて打つ、岩塩専用の銃もアメリカでは販売されているみたいですよ。安全な銃と言われていますが、どうなんでしょう。。。

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玄室とは

玄室は、古墳(古代の墓)の中にあって、棺(ひつぎ)を収めている部屋のこと。「暗い部屋」という意味の中国語が起源。

アマゾネス

ギリシャ神話の中に登場する、女性だけの部族。

ヴィオレ・ル・デュック

北星さんオリジナルの架空の人物の可能性もありますが、この名前でネットに出てくるのはフランスの建築家の方です、パリのノートル・ダム大聖堂を設計された方ですね。誕生1814年ー没1879年とあり19世紀の方なので可能性は高いと思うのですが。。どうでしょう。

彼の名前の博物館があり、下記の方のサイトに巫女の絵のような彫刻の写真があります。
欧羅巴の旅 ホワイトゴッディスのような彫刻も見れます。ちょっと強引かなぁ。。

あくまで予想ですが。。。でも、似てませんか?。。^^

ロバート・クック

ロバート・クックという名の学者で考古学に関連して出てくる人に、ロバート・マニュエル・クックさんという人がいます。

ギリシャのつぼ絵についてのエキスパートだったらしく、漫画の中でギリシャ神話アマゾネスという言葉が言及されているのでこの人のことかなと思いましたが、彼の誕生は1909年ー没2000年と20世紀の方なので違う人かもしれません。。

・白い女神の宗教
・グウィナビー巨大遺跡

これらが実在したのかは発見できませんでした。北星さんのオリジナルだと思われます。

いつもながら信念と情熱を持ったキャラクターの話は、毎回読んでいて気持ちがいいです。今回もたくさん学ぶことができました。

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