ビチュメンというのは、
オーストラリア英語でアスファルトのことです。
田舎の生活にも少し慣れてきて、最近はよく車を運転するようになりました。
そして田舎なので、運転中よく野生動物(ワイルドライフ)に遭遇します。
カンガルーがやっぱり多いですが 、
ウォンバット、うさぎ、トカゲもよく車道にいます。
そして無残にも引かれて横たわった動物をほんとによく目にします。。
ひどい時には5キロ置きに死骸があったりするんですよ。。
基本、田舎の道は時速100キロなので運転してる人達が飛び足してきた動物をよけきれずに、運悪く引いてしまうのです。
最初の頃はその動物の死骸を見るのが耐え切れず、毎回苦しい気持ちになっていました。
そして毎回彼は、ビチュメンのせいだ。というのです。
Because of bitumen.
初めて聞いた時は何か変な発音の単語言ってるなぁとか意味ももちろん知らず、でも私の関心は引かれた動物に行っていたので、意味を聞かずに何回かさらっと流していました。
しかし人間って慣れるのも早いですね。それとも私だけでしょうか、
引かれた動物の姿も景色の一部になり、田舎暮らし、カントリーライフの一部だと割り切るようになります。
そして、ふと彼がよく言っていたあの単語を思い出して、ふと聞いてみました。
道路の材料のことだよ、今まで何度も言ってたのに知らなかったのか?っと
私が知ってると思っていたようで、ちょっとあきれた様子でしたが(苦笑)
ビチュメン(アスファルト)は日が落ちてもしばらくは熱をキープするので、夜になるとまだ温もりのある暖かさを求めて動物達が道路に現れるのだそうです。
田舎には渋滞はありませんが、一番に気をつけなきゃいけないのが、動物。衝撃でハンドルを取られる場合もあるので要注意です。
日本でもそうかもしれませんね。
オーストラリアは内陸に行くほど、砂漠地帯になるので朝晩の気温の差が激しいです。日が沈むと急にぐーーっと冷えて、撲り付けるような日中の暑さを一瞬で忘れさせます。
ちなみに、
ビチュメンは日本語で瀝青(れきせい)というらしいです。
そして正確には科学的にアスファルトを混ぜるときに使うあの黒い液体のことを
いうようですね。
でもオーストラリアではアスファルトとビチュメンは同じものとして表現するらしいです。
最後まで読んでいただきありがとうごさいました!