蜘蛛の巣を払う女で使われたガジェットや用語、読みながら ”これって何だろう?” ”これって実在するのかな” っと思ったことを調べたメモです。
ソリフォンSolifon
これは著者の作った架空の会社、実際には存在しません。フランズ・ボルダーが働いてた会社。
Redphone アプリとThreema アプリ

この二つのアプリはリスベスがオーガストを病院の前で助け拳銃で打たれた際、ブルンクヴィストに安全なコミュニケーションを確保するためにインストールするように命じたアプリ。
電話にRedphoneを、メッセージにThreemaを指定。
Redphone(レッドフォーン)は暗号化された電話通話ができるアプリ。現在はこの名前では存在しません。
2015年11月に別の暗号化機能をもったTextSecureというアプリと合併、その後TextSecureは”Signalシグナル”いう名前に変わりスマホだけではなくパソコンでも利用可能なアプリサービスを提供しているよう。
Threema(スリーマ)は暗号化されたメッセージを送ることができるアプリ。2012年にマニュエル・キャスパーという人が開発。
初めは開発者の名前を利用したキャスターシステムズといって、普通のメッセンジャーアプリだったようですが、スノーデンの告発の出来事をきっかけにメッセージを暗号化して送る機能を開発。
日本語には対応しておらず、主にヨーロッパ・ドイツ語が話されている地域で使われているみたいです。
情報の保護という面で多くの高評価を得ています。最新のアップデートは2017年9月。
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Blackphone

Blackphoneが出てきたのは、Linus Brandellリナス・ブランデルがフランズ・ボルダーと連絡を取る際に、ブルンクヴィストに勧めたスマホ。
ブラックフォーンはスマホを暗号化して使うことをメインに作られた携帯電話。日本で使っている人はいるのでしょうか。日本で手に入れるなら香港の通販サイト経由で購入可能らしいです。
100%情報が漏れないというわけではないけれど、プライバシーを保護する上では現在のところ一番の評価を得ている様子。
プラバシーは設定やオリジナルのソフトウェアを使うことによって、情報の漏れを防ぐことが可能となるそうです。
本体はアンドロイドのOSをカスタマイズしてソフトは作られており、一般的なスマホとしても使えるとのこと。
2014年に最初のモデルがリリースされ、2015年にBlackphone 2が発売されています。そこまで需要は高くなく、一度は倒産の危機に陥ったようです。
プライバシーに焦点を当てているので、スクリーン解像度やカメラ、RAMの容量の低さなど他のスマホの機能とはやはり少し劣る部分があるからかもしれません。
ダークネットとは
ダークネットは特定のソフトウェアをインストールしてアクセスできるサイトの総称という認識でいいと思います。
私たちが日本で一般的に使っている検索エンジン(グーグルやヤフーなど)からアクセスできるサイトは、世界中のサイトの実は4%ほどで、残り96%のサイトはダークネットと呼ばれ、ありとあらゆる情報が存在しているようです。

この統計にはちょっとびっくりしました。
ダークネットへアクセスした人たちがその経験をYouTubeで話しているビデオがいくつかあります。
あまり心地のいいのもではないみたいで、ある女性は興味本位で覗いてみたけれど、トラウマになって一ヶ月近く落ちたみたなことを言ってました。
ダークネットにアクセスするためのソフトウェアで代表的なものにTorがあります。
Torというソフトウェアはサイトへアクセスする際に世界中にあるたくさんのサーバーを経由、経由する際のシグナルは全て暗号化されるので、目的のサイトに到着した時には、検索者がどこから来たのか、作成している人は誰なのか、全くわからない状態になるということです。
軍関係の情報交換、ジャーナリスト情報元、または発信元として使用されてるようですが、違法な行為や犯罪にも多く使われているよう。Torは別名をオニオン・ラウター(玉ねぎルーター)といいます。
わざわざインストールしてみるまでは興味が湧かないので、ダークネットついてはここで調べるのは止めました。ネットの世界はほんと複雑ですね。
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