これはebayの返品で助けを求めたらすぐに解決して拍子抜けした話の続きです。

私が買った無名ブランドのタブレットはipadやサムソンのおよそ3分の1の値段。

英語でよく聞くフレーズに、
”You get what you pay for” というのがありますね。

日本語でいうと「安物買いの銭失い」というらしいです。

この諺は初めて知りました(笑 が、

いわば「モノは払ったお金、それ相応の価値」ということですよね。

でも10回トライして、1回使えるようなモノを受け入れるのは難しいです。
購入額の1万5千円というのも、安いようで、捨てるには高い。

なので、私は考えをちょっと変えて
返品のプロセス(過程)を楽しんでみよう⤴。

と思いました。:-)

欠陥商品の状態をビデオに撮って、YouTubeへアップ

いつかやってみようと思っていたのですが、ようやく機会が訪れました。

販売者へタブレットがどう不具合を起こすのかビデオに撮り、最初はビデオをGメールに添付。

10分弱のビデオは1.5GBを優に超えているのでグーグルドライブに添付されます。

でも、これちょっと当てにならないんですよね。

相手がGメールじゃない場合はちょっと不安です。

ちなみにGメールに添付出来るファイルのサイズは25MBまでですよ。

しかもアップロードは1時間で30%の進行状況。ネットの回線スピードにも左右されるんですかね。

とりあえず、Gメールはそのままにして、YouTubeへのアップロードを考えます。

販売者にその旨をメールして、アップロードを開始。

でもYouTubeだからといって変わりはないのですね、10分のビデオをアップロードするのに3時間弱かかりました。

販売者から3千円の修理代を提示された。

翌日YouTubeを確認すると、誰かが見た経歴が。

販売者はちゃんと見れたようで一安心。

そして翌日、販売者から「プロの修理屋さんに見てもらってくれない?30ドル返金しますよ。」との提案メールが届きました。

すぐさま、「NO」と答えましたよ。

この販売者、プロの修理屋さんのコストがわかってないのですね。

サービスの基本コストって50ドル以上が普通なんですよ。

直すのに2~3時間かかればすぐに150ドルは掛かります。

なので短く、「NO!」返品するから、新しいものを送るか返金して下さい。とだけ返信。

販売者からは「テクニック部門にもう一度問い合わせて、また連絡する」と来ました。

ebayからお知らせメール

その間ebayからは2,3度、

「◯日までに返品しないと、このケースは閉じられますよ。商品を返品して下さい。」

とのリマインダーが送られてきます。

返品には10日の猶予がありました。(たぶん7営業日以内だと思います。土日を挟んでいたので10日間のような気がする)

すぐにでも「早く料金込みのラベルを送りやがれ~」と思いつつも、販売者の対応を辛抱強く待ちます。

一応1日置きでメールをくれるので、私とのケースをおざなりにしているわけではないのはわかります。

タブレットの件は今「関係する部門」に問い合わせているから待ってね。とかなんとか。

そして、新たな提案が提示されました。

「やっぱりプロの修理屋さんに見せてくれませんか、50%のコストをカバーします。」と。

。。。。

私の返信は、

前回「NO」とすでに伝えました。ちゃんと動くタブレットを送るか、返金して下さい。

これとは別に、ebayからまたお知らせメールが届きました。

「明日までに商品を返品しない場合は「返品リクエスト」は閉じられます。」

というではありませんかっ!

それは困ります!!!

返品リクエストを了解したくせに、ラベルを送ってこないのは販売者なのですよ。

なので、もう販売者へ最後通告のメールを送りました。

「明日までに、ラベルを送ってくれなければ、ebayにこの取引について介入に入ってもらいます。」

翌日、夕方4時過ぎまで販売者からのメールを待まちましたが、連絡なし。

なので、仕方なくebayに電話することに。

ebayはアカウントにログインして、一番下にある「 Call 」を選ぶと電話番号が出てきます。

さらに、ワンタイムPINというのかな、4桁の番号がケータイのメッセージに送られてくるので、その数字を機械のお姉さんに促された後に入力。

これで「アカウント保持者」を特定する、という風になっています。

生身の人間が電話口に出てきた時には、とりあえず「どうしましたか~」って聞いて来ますが、

こちらの状況をあまり説明しなくても、私と販売者とのやり取りが画面で見えるのでしょう、

そして今日が「返品」の最終日だというのもわかっているようで、

「ちょっとチェックするから待ってね」と、話が早そう

そうそう、触れてなかったのですが、このタブレットの販売者、ebayでの広告での発送先はオーストラリアとなっているのですが、

実は中国からだったのですよ。

なので返品は国際便になりますね。

でも、商品に欠陥があった場合は「返品送料は販売者負担」がルールです。

なので、ラベルさえ送ってくれればそのラベルを貼り付けるだけだっとこの部分は特に気にしていなかったのです。

しかし、ebayは

「私が見たところ、この商品は広告に出している発送先と、返品先が全く違う。なので返品はしなくてもいいわ。

お金も100%返金するわ、安心して。タブレット代と支払った送料も含めて100%の返金、48時間以内に支払った先の口座にお金は戻るわよ。」

というではありませんか。

「はっ?本当?それでいいの?」

と、驚いて聞いてしまいました。

「うん、問題ないわ。販売者は虚偽の情報を載せていたから返品の必要はないわ。購入金額も全額返金」

とはっきり、ばっさり。
気持ちいい~ ebayやるじゃ~ん :-)

私はタブレットが欠陥商品だと、ビデオも撮ったと、いろいろバトルする気まんまんだったのですよ。

でもebayはそれよりも何か、販売者が発送先と返品先を偽って?広告を出していたことに対して
販売者っ「アウト!」お仕置きよ~

みたいな感じでバッサリこの取引をお終いにしました。

もう一度「それだけ?それでいいの?」って聞いちゃいました。

「もちろんよ。他に何か私に出来ることはある?」と逆に質問されて、

「ううん、何もないです。ありがとう。」

と言ったら、

「じゃ、電話ありがとう。いい夜を過ごしてね。」

なんて言われました(笑

拍子抜けです。

タブレットが届いてからのストレスがあっという間に解けてちょっと放心しました。

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