ミトロポリス大聖堂 ハーレムの女性奴隷を救ったフィロセイが眠る場所

ミトポレオス通りにある、ミトロポリス大聖堂。1862年に完成。入館は無料です。


大理石のベージュ色と白色のコントラスト、シンプルだけどきれいに整った正面、パンタナサやカプニカレア教会を見た後なので、一段と壮麗に見えました。つい最近修復作業が終わったらしく、タイミングよく来れてラッキーでした。

 入ってみると中は意外?!に小さく感じたけど、建築装飾やアフレスコがびっしり壁という壁を埋め尽くしています。教会は自然と人に上を見上げさせますね。
ここはギリシャ正教会の大主教の基盤となる教会で、大事なセレモニーはもちろん、結婚式お葬式、戴冠式、政治的なイベントもここで行われることが多いという。
ここには2人の聖人が眠っています。

聖人フィロセイ:

女性です。貴族の過程に生まれ修道院を設立した聖人。

彼女はオスマン帝国のハーレムから逃げ出して来た女性達をかくまい助けた。でも最後はオスマン帝国から雇われた兵士に激しく殴られ殺されてしまうのです。。

photo taken by Χρήστης Templar52

 

聖人グリゴリオス5世:

正教会の総主教だった人。(カトリックででいうローマ法皇)

当時のオスマン帝国皇帝の勘違いで殺されてしまった可哀想な方です。

ギリシャの船が彼の遺体を海から挙げこの聖堂へ運び埋葬した。

photo taken by Χρήστης Templar52


広場に出ると二つの銅像があります。

 

皇帝コンスタンティンノス11世:

負け戦さと知りながら皇帝として最後まで戦った、東ローマ最後の皇帝

ダマスキノス・パパドレウ:

いかついです。ちょっと怖いと思いました。ですが彼は第二次世界対戦中とギリシャの内戦の間に摂政として政治にも関わり、人権を訴え今のギリシャの平和と秩序の形成に大きく貢献した人です。正教会の大主教。


昼も夜も何度も通りましたが、意外にいつも人が少ないなかったです。

外の広場はきれいだけど影がないのでギリシャの真夏の炎天下では通り過ぎるので精一杯でした。

 

 

アジオス・エレフヘリオス教会 (ミクリ・ミトロポリ教会):

大聖堂の横にちょこんと、小さな教会があります。



12世紀に建てられた、これも東ローマ帝国時代の教会。

ギリシャ神話の女神、エイレイテュイアに捧げられたとされる。彼女は妊婦とその出産の守護聖人。神話といえど秩序を築くためのギリシャの神話へ信仰心は深い。

そして、大聖堂のそばにこのぽつんと密やかに佇んでいるのがまた、愛らしい。

朝7時から夜7時まで開放しているとのこと。

考えてみると、アテネには他のヨーロッパの国に比べると以外に教会が少ないと思いました。入館料も取りませんし、どの教会も謙虚な感じでそこに佇んでいるように思えて、強さや大きさを強調するよりも好感が持てるの私だけでしょうか。

ここから先はプラカ、またはシンタグマ広場へ抜けることができます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください