メアリー・ポピンズ?メリー・ポピンズ?

厳密には小説の方を「メアリー・ポピンズ」

映画やミュージカルを「メリー・ポピンズ」と言います。

私が英語を勉強し始めて最初から最後までじっくり読み込んだのがこの小説でした。きっかけはその時たまたまミュージカルが上演されていて英語学校のクラスの誰かが’みんなで観に行こう’と企画、私の財布は英語学校の学費でカツカツだったけど、たまには良いかもとついて行ったことでした。

ミュージカルはミュージカルでとてもよかったです。完成度の高いほんとにすばらしいものでした。鍛え抜かれた身体全体で歌い上げるキャストの歌声には毎回身震いを感じます。

でも、、、、でも、、、、なんだか後味じがよくなかったんです。

なぜか。

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実は、英語がほとんど理解できなかった。。。。のです。
ガ━(゚Д゚;)━ン!

メリーポピンズは名前くらいは聞いたことがありましたが、内容はほとんど知らず下調べもしないで行っちゃったので、ミュージカルは十分に楽しめけど、けど、ちょっと、何でしょう、悔しかったです、正直。

なので上演が終わってすぐに関連グッズ売り場で本を買って、確か一週間くらいかけて隅から隅までわからない単語や連語を訳しました。

なつかしいです。^^

あの時はケンブリッジという英語の試験クラスをとっていて、毎日宿題がありとにかく試験対策の勉強に集中すべきだったのですが、すべて後回しにして読みました。

メアリーポピンズは子供向け?

このメリーポピンズが子供向け?のミュージカルだったのも私がちょっと意地になって最後まで読んだ理由でもあります。(なぜ意地になる?笑)

たぶん、ミュージカルを観に行く前に子供向けだから軽く理解できるだろうと思っていたのかもしれません。その時すでに私はワーキングホリデーを合わせて3年間英語圏にいたのです。しかし理解できたのは2割にも満たなかったと思います。

私は3年目にして始めて英語学校に行きましたが、会話はある程度出来るようになっていましたし、英語クラスでは結構出来る部類に入っていたので、ミュージカルのほとんどが理解できなかったのがちょっとショックでした。

ミュージカルも洋楽も実際の英会話とは違うと英語の先生は言ってくれましたけどね。^^

日本では確か”ビッグファットキャット”みたいな本は読んだことがありましたが、英語圏で英語の小説をしっかりじっくり読み込んだのは、このメリーポピンズが初めてでした。

半世紀以上も前に書かれたものなので、古い言い回しも多く、イギリス以外では使われないような単語もありましたが、思ったことは

この一冊で英語学校3ヶ月分の英語を学んだような気がする、

です。

あくまで私にとっての話ですが。

英語って単語はもちろんもちろん大事なんですが、平行して”連語”を理解して使えるかで実力がはっきりするんじゃないかと思います。

メリーポピンズは明らかに子供向けの本ですが、使われいる英語は連語・連語のオンパレードです。子供向けなんでしょうが、私にとってはハードルが高くてさらっと読むことなんて出来ませんでした。

単語や連語の定着率を上げるなら小説が一番いい!!

メアリーポピンズを読むまでは学校のテキストブックや文法書ばかり開いていました、でも単語や連語の定着率を上げるのは小説が一番いいっと気づかせてくれたのもこの本です。

小説は頭の中で物語の場面場面を想像しながら読むので、しっかり想像できれば映像と一緒に言葉が残りますね。あの場面でああ言ってたな、とか。一行だけの例文がのった単語練習なんかより5倍は定着率はいいと思いました。

映画やシットコムもおすすめで、私もDVDを何度も止めて訳してを繰り返しながらフレーズや単語を覚えたこともありましたが、やっぱり小説ほど能動的になれるものはないんじゃないかなと思います、自分で想像しますからね。

メアリー・ポピンズにはかわいい表現もたくさんあって、私は今でも気に入ったものは冗談半分で使ったりします。

メリーポピンズは全部で8作品あります。

一作目のメリーポピンズの内容は別の記事で。

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