久しぶりになんとなくぱらぱらと読み返してみたら、やっぱり引き込まれて
大好きな章にじっくり2時間以上も没頭してしまいました。
「眠れる女と狂卓の騎士」。。。
それにしても、、、国によって小説のタイトルはがらりと変わるものですね。
英語では「The Girl Who Kicked The Hornets’ Nest」
直訳だと「蜂の巣を蹴っ飛ばした女」 でしょうか。
本家スウェーデンでは「Luftslottet som sprängdes」
英語からの直訳だと 「爆発した幻想の城」
(直訳、間違ってたらすみません、^^;)
なんとなく「狂卓の騎士」が私にはぴんとこないのですが、どうですか?
想像できないこともないのですが。。騎士というだけで歴史小説っぽくなって
しまうような気がしまう。
21世紀のスーパーサイバー犯罪推理小説なのに。。。
原題はなかなかかっこいいです、でもちょっとありふれているというか
ミステリーというより、アクションを思い浮かべてしまうかもしれませんね。
これは主人公のリスベットよりは、作者が組織化された汚職に焦点をあてた題名かも
しれないと思いました。
作者のスティーグ・ラーソンは元ジャーナリストでフェミニストで
政治体制の活動にも積極的に従事していたみたいなので、役人の建てた虚構の城を
爆発させたかったのかも、と勝手に一人で妄想してました。
英語の題名は、ん~流石、そんな感じ!と思います。
危険なハチがうようよ出てきましたものね、リスベットが何度刺されそうに
なったことか、毎回ひやひやで読んでましたよ。
ちなみに、英語版の翻訳をしたのはアメリカ人の
スティーブン・マリーSteven T. Murrayさん、
ペンネームでレグ・キーランドReg Keelandさんです。
この方なんと5ヶ国語の本を翻訳しています。そんなこと可能なのでしょうか。
いくら北欧3カ国は似ているといってもやっぱり違う言葉ですよね。
まっ話はちょっとずれましたが、
実は私、まだ映画は観ていません。
そのうち観よう観ようとは思っていたのですが、小説を読んだ時に
自分の頭の中で映像を作り上げてしまったので、それを上書きされたくないような
気分になってしまって、延ばし延ばしにしてました。
YouTubeで公式トレイラーはちらっと観たんですけどね、
どうしてもナオミさんがリスベットには見えないのです。
(ごめんなさい、ナオミさん。)
ちょっと背も高すぎるし、体つきも筋肉もりもりな感じが。。。
まだ映画は観てませんと言いましたが、恐らく映画は観ないと思います。
久々に読んで、ちょっと感想を書くつもりだったのですが、
日本語の題名があまりにも想像してたのと違ってたので、
つらつらと題名のことばかり書いてしまいました。
3部作の中でも私はこの3作目の、特に裁判が始まったあたりが大好きで
もう10回以上は読み返しています。
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The Girl Who Kicked the Hornets’ Nest【電子書籍】[ Stieg Larsson ] 価格:865円 |
一度も本の感想らしい感想なんて書いたことがないのですが、せっかく
自分のサイトを立ち上げたのでこれかれはここにちょろちょろ書いていこうと思います。
なので眠れる女と狂卓の騎士の感想は次回書くことにします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。