正しくは”ティミショアラ”でした。
私達がティミショアラに来たのは、彼の息子がここでスケートボードのイベントに参加していたから。同じ時期にヨーロッパにいて、ここで会うのがお互いの都合に合っていたから。
何の情報もないままに、地獄のような列車移動を経て到着。
サウナのような列車から消耗しきった体でのろりと降りた途端、手を差し出す子供連れの母親にお金をせびられて、一瞬にしてものすごく不愉快になりました。
鉄筋むき出しの駅構内でスーツケースは引けない、18キロのスーツケースを持ち上げながら薄暗いどんよりした駅を通り抜けて、トラム乗り場へ。
なんか気味が悪い駅周辺。埃っぽいし、朽ち果てた感100%。
周りにいる人もなんとなく質の悪そうな感じがする。Tシャツとかよれよれで小汚い人とかいるし、トラムもの車体も古いし落書きも結構ひどい。
(後から駅は改装中だったことが判明、3週間後に行ったらフロアーはきれいになっていました、落書きはアテネやイタリアほどではないです)
こんな風に第一印象は最悪の最悪、ほんとに最悪でした。私自身の状態も悪かったせいだと思うのですが。
でも次の日から4週間、私達はとても有意義な時間を過ごし、ティミショアラが大好きになってまた絶対戻ってくると、むしろ可能なら移住しようか、くらいまで話合っていました。すごい変わりようです。
ティミショアラはルーマニアの西側に位置する人口の3番目に大きな街、”バラの街”とか、”大学の街”と呼ばれたりもしています。
バラは時期じゃなかったのかあまり見られず終いでしたが、でも大学はほんとに至る所にあります。(同じ大学の学部校舎だったりもしますが) 特に医学系のビルが多いような気がしました。実際はIT系もとても盛んなようです。
決して大きな街とは言えないけど、その割には公園がたくさんあります。内陸なのでビーチはないけど、ホリデーで過ごすには本当にいい街です。
少しずつですが大好きなティミショアラについて、このブログで紹介していきたいと思います。